立ち上げのきっかけ
神戸ネクストファーマーは令和3年に発足したばかりのまだ新しい制度であり、
100時間の農業修了後は小規模の農地を2年管理をする必要があります。
新しい制度のためモデルケースも少なく、ネクストファーマーへの支援制度も少なく研修期間の不安はとても大きいものでした。
今後続く就農希望者も同じ不安や困難に直面すると考え、就農希望者を支援する社会資源を作りたいと思ったことが、
団体立ち上げのきっかけでした。
農業従事者の減少 社会課題の解決に向けて
高齢化が進み今後ますます深刻化する農業の担い手不足。潜在的な農業希望者は少なくないと思います。
新規就農に向けて個人だけでは、解決が困難な不安要素を少しでも取り除くことができれば、新規就農者が農業者として定着しやすくなります。
それによりこれから農業を始めたいと考える人への農業参入のハードルが下がり、農業における人手不足の解消につながるのではないかと考えました。
ネクストファーマーの強み
神戸ネクストファーマー制度は、兼業農家を目指す人をメイン対象にしているため、人生経験豊かな多職種が集まりやすいことが最大の強みです。
ネクストファーマーからの農業参入者が増えることは、農業に対して今までに無い視点からのアプローチができる農家が生まれ、地域の活性化につながると強く考えています。
多様な農業の担い手として、地域でネクストファーマーが活躍出来るような支援をしていきたいと考えています。